経済のボーダレス化やインターネットの普及など社会のグローバル化は、激しい国際競争を巻き起こす一方、技術力により地方発で世界のマーケットをとらえる製品を開発できる時代をもたらしています。郷土と共にさらなる発展を図る当社にとっても、チャンスの時代と言えます。そこで、群馬県や新技術開発財団からの協力を得てナノテクノロジーの技術開発に欠かせないクリーンルームや真空製造装置といった研究開発施設を整備するとともに、豊かな創造性を発揮する技術者の採用・育成にも注力。2004年には、傾斜・振動センサの分野で世界最小となる「ナノキャッチセンサ」の開発に成功しました。この製品の持つ可能性は、デジタルカメラや携帯電話といった液晶画面の自動変換やキーレス入力など非常に大きなものがあり、今後は製品化に取り組むとともに、その他の分野でもワールドワイドな製品開発に挑戦していきます。 |